コラム

いまさら人に聞けない!周年事業の基礎知識。<周年事業の進め方・周年後編>

投稿日:2019年5月20日 更新日:

周年事業を一過性の「行事」ではなく、持続可能な経営戦略上の「事業」として成立させるためには、周年当年が終わった後の取り組みも忘れてはなりません。

そのために重要なキーワードは「検証」と「継続」です。

実施した周年事業の各施策は、どのような効果をもたらしたのか。また実施した施策をどのように継続的な取り組みとして活かして行くのか。この2点を「経営戦略的見地」から客観的に検証して行く作業が不可欠です。

(4)周年後:検証フェーズ

【効果検証】

<全体と各施策ごとに検証>

●周年事業全体と、各施策ごとについて、社内や 社外の印象、反省、効果・成果などを調査。定性・ 定量の両面から検証を行なう。


【発展的展開】

<継続的な施策への展開>

●効果検証で良好な成果が得られた場合、その成果を持続できる仕組みや、さらなる施策を具体化し、実践する。

●周年の計画から実施、効果検証までの全てのプロセスを資料として整理し、保存。次の周年の際に担当者が活用できるよう、社内で共有化できる仕組みを作る。


周年を「点」で終わらせず「線」で繋げ、さらに「面」に広げてゆくためにも、周年事業の担当になられた方は、ぜひともこの「事後」までを見据えた計画立案していただくことをお勧めいたします。

あなたの会社の周年事業の準備は、今どのフェーズでしょうか?私たち「周年太郎」が、御社の周年事業を準備段階からしっかりとサポートさせていただきます。お気軽にお問い合わせください!

-コラム
-, , , , , , , , , , ,

関連記事

いまさら人に聞けない!周年事業の基礎知識。<行事から事業へ。変わりゆく周年のあり方>

周年事業とは、企業の創業や設立から起算して 10 周年、50 周年、100 周年など、定期的に開催される企業イベントの一つです。 従来は、これまで歩んできた道のりを再確認し、社員や取引先などに感謝を表 …

いまさら人に聞けない!周年事業の基礎知識。<周年事業の進め方・計画〜推進編>

周年事業の組織づくりや基本方針、予算措置などの準備を終えたら、次は計画・推進へと進みます。これは大きな節目の場合、周年の1年前くらいから始めます。 計画段階で重要なポイントは「コンセプト策定」です。「 …

いまさら人に聞けない!周年事業の基礎知識。<周年事業の3つの効果と5つの意義>

前回のコラムでも触れましたが、「企業のさらなる成長を促すために、変化や変革を起こす絶好の機会として活用しよう」という企業が増えています。 なぜ「周年が変化や変革を起こす絶好の機会」なのでしょうか? 理 …

コロナ渦だからこそ周年事業は絆を深める好機。そのあり方は?

昨年から全世界で猛威を奮っている新型コロナウイルスの感染拡大。この1年は、マスク着用、3密回避、ソーシャルディスタンスなどの基本的な感染防止策が当たり前となった「ニューノーマル(新しい日常)」の定着を …

社員の心をつなぐコミュニケーションツール。周年事業の企画として注目される新しい「社歌」のあり方。

あなたの会社に社歌はありますか? ああそういえばあったかも、という会社や、ウチにはそんなものないよ、という会社、ウチは毎日朝礼の時に歌っているよ、という会社など、様々でしょう。 そもそも社歌と聞くと、 …